今年も味噌づくりの季節です

今年も味噌づくりの季節です
寒いこの時期は味噌づくりの季節で
す。
寒仕込みといって、寒さが雑菌の繁
殖を防ぎ、麹菌がしっかりと材料に
いきわたって美味しい味噌ができま
す。
晴屋では2種類の麹を扱っています。
ひとつは茨城・潮来の若槙さんのも
ので、もうひとつが山形の三吉糀店
のものです。
どちらも失敗なく美味しい味噌がで
きると好評です。
麹菌の力が強いのです。
ただ少し味が違うようで、若槙さんの
方が味の深みがでて、三吉糀店の
ほうが甘く仕上がるようです。
三吉糀店の方が少し安いのですが、
欠点は入荷の予想がたたないことで
す。
頼んでもいつ来るか分からないこと
が多いのです。
その点、若槙さんは月曜に発注する
と週末には必ず入荷します。
生ものとして扱っている糀なので、
入荷後すぐに手渡したいので確実
に入荷するのは味噌づくりの日程を
決めている人には便利です。
なお、糀は意外と日持ちはします。
冷蔵ならほぼ一月は大丈夫でしょう。
心配な場合は分量の塩を事前に混
ぜておくと糀が休眠状態となり雑菌
も繁殖しないので便利です。
価格は昨年と違い、税込みとなって
います。
なお、若槙さんの糀は運賃の上昇
のため昨年より70円程の値上がりと
なってしまいました。
悪しからずご了承ください。
ついでに塩についてもひとこと。
塩は雑菌の繁殖を抑えるだけでなく
ミネラル源として発酵を助けます。
また味噌に旨味も与えます。
けれど晴屋で主力のバリの塩は、
残念ながらオーバークオリイィで、
あまりに丸い味となり、塩分を感じな
いために物足りない味になります。
シママースは、天塩や博多の塩等
と製造方法はほぼいっしょなのです
が、味にいく分深みがあり、これを使
う方が多いようです。
「塩田」は中国産ですが、深層海水
を汲み上げて、陶板を敷き詰めた
塩田で天日干しだけで作った塩で、
バリの塩の前には晴屋の主力の塩
でした。
秦の始皇帝が作らせたことから、皇
帝塩ともいわれ、その名前で高価で
取引されています。
ピンキリの中国産の最高の方です。
味は深みとバランスの良い塩分があ
り、味噌や漬物には最高です。
予算があればこちらがおすすめです。
いづれも1kgの価格 塩田のみ800g
若槙さんの白米・玄米糀  1390円
若槙さんの麦糀  1290円
三吉白米糀  1209円 不定期入荷
北海道産非遺伝子組換大豆 842円
夏野さん  本年は殺虫剤1回使用
北海道の天候不順のため1回使用。
自然に分解する弱い殺虫剤で、生
育初期の使用のため農薬の残留は
ほとんどないと思われます。
シママース   399円  1kg
塩田  896円  800g

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