体調の維持と生きる意味

体調の維持と生きる意味
私を含めて体調を崩している人が多
くいます。
気候の変動は大きく、今までの常識が
通じないことも多く、ある程度の不調は
当然のこととしてやりすごしていかざる
をえないでしょう。
しかし私たちは生きる力を持って生ま
れてきた個性ある生き物です。
その個性を生かすには自分の状況と
周囲の状況を知っているほうが、無駄
な努力ややるべきことをおろそかにし
たりすることが少なくなるのかなと思い
情報としてお伝えしようと思います。
まず最近感じるのは、呼吸が苦しく、
咳がでるということです。
以前は冬の乾燥の時期が過ぎれば
自然と収まっていたものがいつまでも
続きます。
これは明らかにPM2.5と呼ばれる微小
な埃のためです。
黄砂は粒が大きいためにさすがにこ
の季節にはきませんが、もっと微小な
PM2.5は遠慮なく飛来し、雨が降って
も関係なしに空中に漂い、私たちの
気管に入り込みます。
公害物質さえふくんだこの埃は当然
私たちにとっては余分なもので排除
しようと咳で対処します。
気管には繊毛があり、湿っていれば
繊毛が自然と埃を排出してくれます。
しかし繊毛が乾くとだせないため咳で
対処しています。
だから咳は自然な働きですが、長く
続くと体力も落ち、余計に疲れます。
マスクもあまり有効ではありません。
こまめに水分を喉に含ませるのが最善
の方法です。
特にルイボス茶は免疫力を高める力
が強いため有効と思います。
ルイボス茶は抗菌作用も強いので持
ちあるいてもまず傷みません。
持ち歩いてこまめに少しづつ補給す
ることをおすすめします。
咳とも関連しますが、私たち現代人は
テレビやスマホ、読書などで目の疲れ
が抜けることがありません。
目が疲れると迷走神経が緊張し、寝て
も深く眠れず、呼吸も浅くなりますます
疲労が蓄積します。
また肝臓にも負担がかかり、体内の
解毒だけでなく、精神的な解毒もでき
なくなり、いつもイライラしてしまいます。
これから紫外線はますます強くなり、
目の疲れはいや増します。
ひとつはなるべく画面を見ないことで
す。
現実には無いものを画面で見てある
ように感じるのには、目にも頭にもとて
も大きなストレスを与えます。
寝る前に温めたタオルを目にあてて
温湿布をするのはとても有効な目を
ケアする手段です。
片目づつ緩めていきます。
外に出るとき、運転する時には良質の
サングラスの利用をおすすめします。
あまり暗くなるものは、目をこらして見
る癖がつくためかえって疲れます。
メラニンサングラスのような色は薄い
けれど、確実に紫外線を遮断するもの
が有効です。
またこの季節は毎日の気温の温度差
やエアコンの冷たい風で身体を冷や
してしまうことも多くあります。
汗をかいた時に風にあたるとすぐに冷
えます。
首や肘、足がこの季節に冷えやすい
場所です。
冷えたら汗をもう一度かけば冷えは
解消し、身体の柔軟性は回復します。
足湯は冷えを解消するのに有効な
方法です。
歳をとってきて身体の柔軟性が失わ
れてきて、気候の変動についていけ
ないことも多くあります。
私も加齢と仕事のハードさに対処で
きなくなり、体調を大きく崩しました。
通常の仕事だけでも一日15時間労働
で厳しいのに、保育園へ納品する物
が入荷せず、翌日の納品に間に合わ
せるために、通常の配達が終わって
からさらに小田原の手前まで品物をと
りにいきました。
夜に帰ってきたらぐったりとして動け
なくなり、食欲がまったくなくなってし
まいました。
おかゆだけは食べられ美味しいと思う
ので2週間の間おかゆと梅干しだけで
過ごしました。
今は少しづつ立ち直り、少しは他の
ものも食べられるようになってきました
が、食べ物を頭に思いうかべるだけで
あれはダメ、これもダメ、それならなん
とか大丈夫と身体が主張します。
2週間で体重は6㎏落ちましたが、ま
だ疲れやすい以外は特に大きな問題
もなく、存外に必要なものはそう多くは
ないのだなと思えます。
深夜2時に就寝していたのを1時にす
るようにし、休む時にはちゃんと休む
ようにしながら身体の折り合いをつけ
ています。
自分の身体と向き合うよい機会だった
と思い、今までの非礼を身体に詫び
ながら、これからの働き方を考えてい
ます。
体調の不良は何よりもまず、身体の主
張です。
悪いのは身体ではなく、私たちの頭で
す。
「食べられない」と不安に感じるか、「
食べたくない」と選択するかの差は、
私たちの生きる姿勢が明確になる時で
す。
知識や医療に生かしてもらうか、自分
の力で自然に生きるかの差です。

関連記事

ページ上部へ戻る