ペイペイと晴屋ポイントカード

ペイペイと晴屋ポイントカード
コロナ禍の影響もあり、日本でもキャ
シュレスの動きが加速しています。
世界的には当然のことで、日本はか
なり遅れているのだそうです。
株や資産運用といった、実際の現金
の動きを伴わないものさえ理解の範
囲を超えているのに、よくわからない
キャンペーンや勧誘が次々にやって
きて、対処のしようがありません。
これにマイナンバーやら、コロナワク
チン接種との紐づけなど様々なこと
が同時進行で動き出し、どうしたらい
いか判断に困っているのは私だけで
はないでしょう。
カード決済の代りにとりあえず便利と
思ってはじめたペイペイですが、思
っていた以上に反響があり、使う方
が多くいます。
そのためか、地区の中で選ばれて
キャンペーン対象店になっています。
これは最大25%代金がキャッシュバ
ックされるというもので、常識では考
えられない事態です。
一重に、晴屋とお客さんたちがペイ
ペイの加入を続け、他のカードに乗り
替えないための先行投資でしょう。
こうしたあり得ないような無謀なキャ
ンペーンがはじまり、それが続くとい
うことが私の常識を超えています。
税金の投入と同じで、つけはいつか
私たちが払わなければならなくなる
のだろうと想像すると薄ら寒くなりま
す。
その代償を払うことの第一弾が、今
まで無料だったペイペイの利用の
有料化です。
これはお客さんたちには直接は関係
なく、私たち小売り店舗がカード会社
に手数料として払うものです。
通常のカードで約3%が請求されます。
10月1日からペイペイでも今まで無
料から手数料がとられるようになり、
それは1.9%です。
通常のカードの手数料よりは割安に
なってはいます。
しかし利益率が少ない晴屋にはとて
も大きい数字です。
またこの状態を見越して、他のキャッ
シュレスサービスがペイペイへ追い
付こうと無料のキャンペーンを延長し
たり、様々な勧誘をしてきます。
世の片隅で、なるべく大きな流れか
ら身を離して自分のペースを保とう
とする私たち晴屋にとっては、正直
言ってとてもめんどくさい状況です。
なるべく関わりたくないのですが、残
念ながらそうも言ってはいられません。
ペイペイのキャンペーンは9月と10月
です。
この間の狂騒には眼をつむり、今ま
で通りの対応をしますが、11月にな
って落ち着いたら対応を考えざるを
えません。
元々10月1日からの手数料有料化
の時にペイペイ離れを防ぐための
キャンペーンのため、9月だけでな
く10月も継続したものでしょう。
そこまでは付き合いますが、11月か
らはペイペイの支払いは続けること
ができるよう契約は延長しますが、
今はおつけしている晴屋のポイント
をペイペイの場合は付けないという
ことで対処するしかありません。
晴屋のポイント還元率は2%で丁度
ペイペイの手数料とほぼ同額となり
ます。
買い物の楽しみにされている方々に
は申しわけなく思いますが、利益の
薄い晴屋にとっては他の選択は不可
能です。
悪しからずご了承ください。
10月いっぱいは25%バックキャン
ペーンと晴屋ポイントを同時につけ
ますので、期間内でのご利用をおす
すめします。
また別のところから勧誘があり、グー
グルで晴屋の店舗内を無料で撮影
し、グーグルマップから直接店内を
見られるようにするというものが来ま
した。
晴屋の専用のページもでき、今市内
の「晴れ屋」というリサイクルショップ
との混同も避けられるかもしれませ
ん。
それには条件があって、どこかのキ
ャッシュレスサービスに入会する必要
があります。
まったく次から次へとよく考えつくも
のです。
世の中は便利になっているのか、
不便になっているのか、よく見極め
る必要があります。

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