長い年月、自然はダイナミックな力強さと、
精妙な節度を合わせ持ち、バランスを保って
調和していました
その調和なしには私たちも生きられません
人間も生き物です
野生的に生きることを積極的に追い求め
より強く、よりよくなろうと努力します
そして精緻な感覚がそれを支えます
人の微妙な表情の違いに心を動かし
音楽の間に永遠の美しさを感じ
絵筆の動きに生命のほとばしりを見ます
そして、食べ物の匂いや味の違いで
自分に必要なものをより分けます
「美味しい」という感覚は
身体がこれは必要だ、ぜひ欲しいと
喜んでいる表現に違いありません
だからいくら美味しいものでも
食べ過ぎて必要なくなれば、不味くなります
機械でも測れないような微妙な違いを感じる
絶妙な感覚があり
しかも、私たちは個性を持っていて、
必要な物がみな違います
身体にいいといわれているものたちも、
美味しくなければその人には有効ではありません
美味しさこそが食べ物の第一条件だと
晴屋は考えています
ここにあるのは、自分の暮らしを自分で組み立て、
より自分らしく生きるための糧を求める人のための
素朴で、心のこもった、
良い意味で贅沢なものたちです