俳句 令和3年1月1日~17日

初売りの振る舞い酒の恵比寿顔

初市や集う車の屋根の雪

初ぜりの新聞紙巻く蓮の泥

寒太先生に頼まれて、新年の商売の季語を使った俳句を作りました。
ずっと昔に秋葉原のオーディオ店にいた時、新年の初仕事の時には必ずお酒が店頭にありました。
メーカーの営業さんなどもやってきて、酒を飲みながら普段とは違う表情の顔をみながら楽しい時を過ごしました。
神田の青果市場も隣にあり、北国から屋根に雪をのせたトラックが雪のない東京にやってきます。
今の秋葉原にはそんな風情はありませんね。
寒太先生の新しい歳時記に採用されているようです。
どれが選ばれているか楽しみです。

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