俳句 令和4年の2月21日~2月27日

寒桜紅顔の僧黙しけり

白猫の爪を研ぎ勤労感謝の日

踵の鬱葉裏を見せる北の風

       晴

俳句四季三月号で「寒桜」の句が
齋藤慎爾先生に佳作に選ばれました。
近くにある温泉施設に、湯船に俯いて座る
スキンヘッドの若者がいます。
何を感じ、考えているのかなと思いました。
帰りがいっしょになり、着替えをする時に
近くの禅寺平林寺の修行僧だと分かりました。
辛い修行の息抜きだったのでしょうか。

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