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- 俳句 令和8年4月27日~5月10日

ボス猫がゆっくり渡る蜃楼
「蜃楼」はかいやぐらと読み、蜃気楼の
ことで、春の季語です。
中国では古来蜃気楼は巨大な貝が吹きだ
す潮だと思われていてこの字が使われま
す。
蜃気楼が見えると人はなにかと注目しま
すが、港のボス猫はそんな自然現象には
おかまいなしに悠然と通り過ぎていく図
を詠んだ句です。
不動橋に箒の刷毛目幣辛夷
「幣辛夷」は薄いピンク色の辛夷で花が
ひらひらと長いので神社にある幣(しで、
紙を折ってしめ縄に付ける飾り)のよう
だと付けられた名前です。四手辛夷(し
でこぶし)とも書きます。
私の通勤路に不動橋があり毎朝6時頃に
掃除をしているおじいさん、とはいって
も私と同年代ですが、お不動さんと橋を
掃いています。箒の刷毛目は見えないの
ですが見えるような気がするのです。
晴





