カテゴリー:俳句
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寒の鳩落ち葉を分けて啄めり
仮の世に葉書買い足す二日かな
蒼蒼と寒にふれをり夜の髪
晴
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ひらがなでよめばわかる日本語
中西進
手に入らなくなっていた名著が再版
されたようで、みなさんにお伝えした
く取り上げることにしました。
中西進さんは日本語、古代文化の研
究・出…
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踵の神に昨日の山がついてくる
顔の皺は嘘ついた数か
愛した女を雨が食う
晴
種田山頭火の勉強会用に作った三句です
分け入っても分け…
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寒桜紅顔の僧黙しけり
白猫の爪を研ぎ勤労感謝の日
踵の鬱葉裏を見せる北の風
晴
俳句四季三月号で「寒桜」の句が
齋藤慎爾先生に佳作に選ばれました。
近くにある温泉施設に、…
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炎環同人の武山こゆきさんに句集を
送っていただきました。
牛蒡笹掻くヴィヴァルディ聴きながら
春雷や手ににぎりしむ種ひとつ
菜の花の鼻の高さに匂ひれり
茎立や余生にしたきこと二つ
郭公…
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波田野雪女の句集「むらさき野」
しゃちょーが通う坂戸の明日香句会
を主宰する米寿(八十八才)の雪女
さんの初句集が出ました。
波乱に富む人生とそれを静かに見つ
める視線、…
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凍りたる光の欠片ドビュッシー
冬雲雀ヴェデルニコフの大きな手
弱音の微かなゆらぎ霜柱
大つらら逆立ち好きのピアノ弾き
降る雪や辿りつかざる涸れ泉
フランクのフーガの微熱木菟の夢
凍瀧や…
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呼び込みや太刀魚の銀零れたる
秋ともし雨のはんざき口開き
行く雲のはじめて出会ふ秋の空
晴
「呼び込みや」の句が俳句四季2月号で
浅井慎平先生に佳作に選ばれました。
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凍瀧や注ぐ器を探しけり
柊の花机に残るメガネ拭き
芽を抱く冬の切り株古ピアノ
ベートーヴェンの最後のソナタ冬の星
同人記念作品ピアニストより 7から10
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大つらら逆立ち好きのピアノ弾き
降る雪や辿りつかざる涸れ泉
フランクのフーガの微熱木菟の夢
同人記念作品ピアニストより 4から6
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