カテゴリー:俳句
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女身仏の厚きまなぶた花馬酔木
山猿の目覚め待ちをる半夏生
北斎の浪押しよする立版古
立版古は江戸から明治時代まで流行した浮世絵を立体的に
並べて遊ぶ玩具、展示物です。
北斎が発案…
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大根の葉の青々と残りをり
角牛の静けき一歩葱坊主
山古志の滝の行き合ひ「いいんじゃない」
句友のSさんが逝去されました。
夏は故郷の、牛で有名な新潟の山古志村で生活し、冬には朝霞の娘…
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阿弥陀笠風にかざせるえご散華
西方の風を呼びをり樟若葉
一木の金剛となる白露かな
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きりぎしや風の抱ける春の草
赤錆の鉄路に届く花の枝
さかしまや水面をゆする枝の花
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冬木の芽人の望みの喜びよ
神の留守鎮守の森のゴルフ場
漆黒や満点星の花ひらく音
俳句「四季」5月号で「冬木の芽」が
上田日差子先生に佳作に選ばれました。
また同号で「神の留守」が浅井慎平…
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玉手箱の音なく開けり春の闇
春月夜脳の作れるメランコリー
踏み絵して電脳知能賜ひたり
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風船や眼に残る空の色
逃げ水や瞑りて開けるみどりの眸
脱ぎ捨てし皮流れけり猫柳
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一木の朝日を放つ春ならひ
鉄瓶のあられの模様春みぞれ
搬送の廊下の別れ二月尽
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何でこの歳になって始めたのか分か
らない俳句も、もう丸2年続けていま
す。
この世界ではまだ初心者なのですが、
生まれつきビギナーズラックに恵まれ
ているらしく所属している炎環という
同人の月刊誌2月号で巻頭…
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凍蝶や舌に残れる錆の味
焼け跡のポストの中の点検票
開戦日肩甲骨の軋む音
俳句四季四月号で川村智香子先生に「開戦日」の句が佳作に選ばれました。
肩甲骨は季節の変動とともに動きます。
私の…
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