カテゴリー:俳句
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街燈の朧の先の朧かな
春みぞれ茶筅の先のうすみどり
春の湯の雁字搦めの漢かな
「がんじがらめ」は、「雁」の字のように人が縄でくくられて、
搦め取られている様子を表しています。
何気なく…
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脱ぎ捨てし皮流れけり猫柳
春北風鳥の集へるもぐら塚
風船や眼に残る空の色
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山茶花に予定調和の雨の音
眼帯とマスクの覗く左の眼
ポインセチア色づく見舞へぬベッド
狐火や大統領の意味不明
焼け残りのLPを聴く冬の星
今月で俳句を始めて丸2年たちました。
多くの…
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秋燕ひげそり買いに行く漢
のぞき穴天に構えしいぼむしり
レコードの溝ゆらぎおり鵙の贄
「俳句四季」1月号で「秋燕」の句が浅井慎平先生に秀逸に選ばれました。
皆が旅立った後に一人残るつばめと、何や…
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初売りの振る舞い酒の恵比寿顔
初市や集う車の屋根の雪
初ぜりの新聞紙巻く蓮の泥
寒太先生に頼まれて、新年の商売の季語を使った俳句を作りました。
ずっと昔に秋葉原のオーディオ店にいた時、新年…
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八月の鴉の開ける赤き口
つくつくし安売り中の免罪符
爪を切る憑依途中の秋の虹
「俳句四季」に投稿し、1月号で「八月の鴉の開ける赤き口」が川村智香子先生に佳作に選ばれました。
ま…
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ポインセチア色づく見舞へぬベッド
眼帯とマスクにのぞく左の眼
焼け残りのLPを聴く冬の星
…
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焼け跡やポストの中の検針票
隣家の火事でこちらにも延焼しました。
家具や電気製品も濡れてほぼ全部だめになりました。
私の数千枚のLPとCDも・・・。
その後ポストを見ると点検のお知らせが入っていました。
も…
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八ヶ岳抱きて余る秋桜
朗読の円らな瞳草の花
天の川稀に外れしバイオリン
晴
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野分晴老女のふれる落ちし蝶
長き坂長き半生女郎花
おふくろと声なく呼びし熟し柿
晴
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