旬のくらし 水の循環 

旬のくらし 水の循環 
青い惑星、地球は表面のかなりの部
分を海水に覆われた水の惑星です。
水の大部分は、隕石として地球に落
下してきた氷によってできたそうです。
水が蒸散しない適当な温度でミネラ
ルも豊富にあるという、いくつもの偶
然が重なって生命は誕生し、私たち
は生まれました。
生命のこのひとつひとつが、奇跡に
近い存在と言えます。
しかし偶然ではなく、なんらかの必然
によって生まれたようにも感じます。
与えられたもの、もって生まれたもの
を全て生かしきって生きるしか、宇宙
での生命の存在意義はありません。
ですから水を疎かにすることは、私
たちの生命を粗末に扱うことに他な
りません。
水分をあまりとらないでいると、水を
ケチって使う習慣が身につき、汗も
出ず、代謝も落ちて、身体の中が濁
った感じになります。
当然気持も重くなり、新しいことを受
けいれたり、挑戦する意欲も失われ
ます。
腎臓は身体の中の水分から老廃物
を漉し出しています。
水分が豊富であれば、老廃物は出し
やすく、腎臓の負担も少なくすみます。
けれど最低限の水分の中では腎臓
は働きづめで、特に代謝の多い夏に
は疲労がピークになります。
そうした老廃物は汗で出すとより効
果的ですが、いずれにしろ一定量
以上の水分が必要である他に、良質
の水であることが望まれます。
食品の害には2種類あり、余分な物
が入っていることと、必要な物が欠け
ているのと同じように、水にも2つの
要素があります。
一つはもちろん余分な物が入ってい
ないということで、公害物質や化学
物質、雑菌、放射性物質を含まない
という必要があります。
もう一つが活性化した生きた水であ
るということです。
水は放っておくとクラスターという分
子集団を作りやすく、どろっとした重
たい水になります。
そうした水は吸収も悪く、身体に入っ
ても代謝や循環の役目をちゃんとし
てくれません。
クラスターを壊すのに電気や磁力を
使うこともありますが、あまり長くはも
たず数時間からせいぜい一日程度
と言われています。
バクテリアなどの微生物が介在した
ものは、二日位はもつそうでその期
間があれば、体内の循環には充分
です。
もう一つは、イオン化したミネラルに
よるものです。
ヨーロッパなどのミネラルウォーター
にはミネラルは豊富ですが、意外と
大きな分子の塊のため、ザラッとして
活性化した水にはなっていません。
晴屋で扱っている「縄文水」は、自然
環境が豊かな屋久島で採取されて
います。
ミネラルの量は少ないのですが、た
くさんいる微生物によってミネラルが
イオン化し活性化した、生きた水とな
っています。
飲んですぐに身体に吸収していくの
が実感できるすぐれた水です。
体調の維持には非常に役にたちま
す。
よい水を飲むという他に、受け入れる
私たちの感受性も大切です。
水を飲む習慣や水を求める要求を
高めるのに有効なのが、お風呂に
入る時に水を飲む方法があります。
お風呂に入ると水を飲みたくなりま
すが、風呂桶の中で水で口をゆす
ぎ、飲みたくなる要求をあえて押さえ
一度吐き出してから、水を少量口に
含み、チビチビっと飲みます。
身体が水を求める体勢を作り、それ
を吸収する快感を覚えることで、水
を身体につけておくクセができます。
カフェインの入っているもの、コーヒ
ーや紅茶、緑茶などは利尿作用の
ため、体外に水分が出てしまい、水
の吸収には役立ちません。
ジュースや牛乳なども水分としては
身体につきません。
ほうじ茶や麦茶、水などが有効です。
心と身体の若々しさ、みずみずしさ
を保つためには、良質の水を積極
的にとることが必要です。
便秘も多くは水不足を補うため、便
から水分を全て吸収しようという要求
の現れです。
老廃物を排除し、日々新鮮に生きる
ため、ぜひ水を真剣に飲んでいた
だきたいと思います。

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