新型コロナと免疫力と食物、飲物

新型コロナと免疫力と食物、飲物
梅雨入りとなり、高温多湿の気候で
雑菌が増え、食中毒やウイルスにも
気をつける必要があります。
身体の免疫力はフル稼働で、体力
も消耗し、疲れやすくなります。
今年は特に新型ウイルスの影響で、
多くの人がいつもよりも疲れています。
運転も荒く、譲らない人が多く、自粛
と防衛のストレス、仕事の負担増で
イライラしている様子が伝わります。
まだこれからも影響は続き、ストレス
は溜まり続けるでしょう。
精神的なストレスや責任ほど人を疲
れさせ、免疫力を消耗させるものは
ありません。
なんとか自衛するしかありません。
外に出ての発散も、人といっしょに
楽しむのも難しいこの時、食べること
ほどの楽しみはありません。
美味しく、楽しく、免疫力を増すため
の食事が一番です。
テレビなどの報道で発酵食品がいい
と言われています。
発酵によってできる酵素は身体に
必要な物で、体内でも作ることはで
きますが、エネルギーや体力を使う
ので食べるのが手っ取り早いのです。
味噌や醤油、漬物、納豆、チーズ、
ヨーグルトなどの伝統的な食べ物は
とても優秀な発酵食品です。
暑く、湿気が多く、雑菌が繁殖しや
すいこの時期には特に有効です。
日本だけでなく、高温多湿な東南ア
ジアは発酵食品が多用されています。
美味しく、身体に良く、日持ちもして、
肉や魚に比べてコストも低くすみます。
新型コロナウイルスの致死率が、この
地域で低いのもうなづけます。
また体力を落とさないということでは、
冷たいものをなるべくとらないという
ことも大事なことです。
東南アジアではビールを含め、冷た
い飲み物をとる習慣がないようです。
口当たりの良い冷たい飲み物は、
腸や内臓の働きを弱め、体力を消耗
します。
最低限、冷たい物の後には、熱い
飲み物をとって身体のバランスを保
つ必要があります。
また汗は体調の維持にとても必要な
ものです。
尿とほとんど同じ成分ですが、腎臓
が働かずに老廃物を排出できるの
で、体力を維持できます。
私たちの疲れはまず腎臓に現れま
す。
カフェインの多いものは、利尿作用
があり、水分が不必要に抜けてしまう
ので警戒が必要です。
身体が渇くと余計に腎臓が乾き、冷
房の影響を受けやすくなり、体力が
落ちます。
ベタベタした流れるような汗でなく、
サラッとして自然に蒸発するような汗
がベストの状態です。
水分の補充は必要ですが、ガブガブ
飲むのでなく、少しづつ大事に飲む
のが有効です。
もうひとつの大事な要素は小麦です。
小麦がアレルギーの要因になるとい
うことは常識となっています。
それは一種の病気ですが、その他に
グルテン不耐症とか、リーキーガット
と言われるものがあります。
こちらはどちらかと言うと内臓の怪我
になります。
小麦には2種類のグルテンが含まれ
ていて、それらが絡み合って網目状
のたんぱく質ができます。
いわゆるグルテンで、パンや天ぷら、
お菓子、お麩、麺類などはそのグル
テンの結着力と旨味によってなりたっ
ています。
その結着力が問題で腸壁にくっつき
剥がれる時に腸壁を傷つけます。
細胞や免疫を司るセンサーが壊され
免疫力が落ちていきます。
若い時なら修復力が強いのであまり
問題になりませんが、年取ってくると
症状が強くでてきます。
下痢になる人、便秘になる人がいま
す。
免疫が落ちても症状は人によって
まちまちなため、グルテンに由来す
ると意識されません。
内臓だけでなく、循環器系や、泌尿
器、生殖器、脳など多くの場所に
影響します。
アジアよりも欧米で新型コロナの影響
が大きいのは、小麦の摂取量の違い
による可能性は否定できないでしょう。
ちなみにライ麦は同じ成分はあって
も、繊維質が多くて水分を吸収して
しまうために、グルテン形成(水を加
えて練って作る)しくにいようで、ドイ
ツで死亡例が少ない理由かもしれま
せん。
ゼロにすることはできなくても半分に
するだけで、リスクは相当に減らせま
す。
家庭内でのパンブームですが、米粉
を利用してみる等の工夫も必要でし
ょう。
また麺もビーフンをうまく使えば、スト
レスなく美味しく楽しめます。
新しい味と美味しさに出会う機会とな
るかもしれません。
また、ルイボス茶は腸内環境を改善
して、免疫力を上げるのにとても有効
です。
ご利用下さい。

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