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免疫と肝臓
暑くなると体力も落ち、雑菌も増えて
免疫機構は大忙しです。
食欲も落ちて冷たいものに頼ってい
ると消化器もくたびれて余計に体力
が落ちていきます。
身体の中で不純物を濾して分離す
るのは腎臓の役目です。
また汗も成分は同じで、直接体外に
出すことができるので体力の維持に
はとても大切な働きです。
冷房に頼って汗をかかないでいると
身体がだるくなるのは体力の消耗に
よるものです。
腎臓は疲労を表現する臓器で、腎臓
がくたびれると人間は何事も億劫に
なり、消極的で、ものぐさになります。
肝臓は腎臓で濾した毒を処理する
場所です。
栄養も蓄積しますが、処理しきれな
い毒も貯め込みます。
そして次第に疲れが溜まるとイライラ
して何事にも攻撃的になります。
腎臓と肝臓は一つの働きの中にあ
るので、同時にくたびれると、直ぐに
疲れて横着なのに、簡単に切れて文
句を言うようになります。
眼の疲れも肝臓と同じ系列なので、
パソコンやスマホで眼が疲れている
人たちが心のゆとりを無くすのは、
ある意味自然なことで、現代的な兆
候です。
しかしこの状態を続けて健康を保つ
ことはできません。
自分で何らかのケアをして、自身の
肉体的、精神的健康を維持する必
要があります。
またワクチンも異物を体内に入れて
新しい免疫を作ろうとする働きなの
で、肝臓にも相当の負担がかかりま
す。
打ちたい人はいませんが、既存の
病気や仕事の状況などで打たざる
をえない人は多くいるでしょう。
その際には肝臓へのケアが特に必
要になります。
肝臓は沈黙の臓器と言われ、痛みを
訴えることがあまりありません。
痛くなったらもう病気の末期ということ
が多い臓器です。
イライラを多く感じたら要注意です。
また背中の右側の痛みは肝臓の
可能性があります。
肝臓を休めるのには良質のたんぱく
質を少量欠かさずに摂取することが
役立ちます。
添加物等の入っていない、生育期間
に薬剤に頼らないものを選びます。
そして休息が必要です。
お酒も量を減らしたり、止めたりする
必要があるでしょう。
ワクチンの前後一週間程度は止めた
方が無難でしょう。
腎臓の疲れには汗を積極的にかい
て、その後横になって休むのが有効
です。
その間は腎臓が働かなくてもすむの
で、疲れが抜けます。
夏の暑い時期の30分程度の昼寝は
心地よく、また疲れも抜けていきます。
夏の暑い間、子どもたちはメキメキと
成長し、老人はめっきり衰えます。
人の生存の方向を分ける時期が夏
です。
冷たいものになるべく頼らず、エアコ
ンも控えめにして汗も少しかき、美味
しく満ち足りた食事で身体を特に肝
臓を充たし、休みをとってなるべく
ゆったりと生きることが必要です。
現代ではとても難しいことなのですが
私たちの健康は自身で守ることが必
要です。