夏への準備と眼の疲れ

夏への準備と眼の疲れ
寒い時間が次第に少なくなり、暑さを
感じるときが増えてきました。
丁度よいのはごくわずかで、暑さと寒
さが交互にやってきます。
ほんのりでもかいた汗を冷たい風が過
ぎると、広がった皮膚が急に縮こまり
「冷え」て強張ります。
この季節は首や胸を冷やすことが多く
なり、呼吸器系ににまで影響します。
首には迷走神経という呼吸器を司る
神経が通っています。
魚類が陸に上がるとき、肺や横隔膜
の筋肉が足りず、仕方なしに顔の筋
肉を流用しました。
そのためその神経も背骨からでなく、
首から呼吸器系と繋がっています。
不合理に長い経路を通って繋がって
いるために「迷走」神経の名がついて
います。
首を冷やすことで迷走神経が緊張し、
呼吸器に過敏な反応がでます。
そのため咳や喘息になりやすくなりま
す。
胃や消化器系とも関連があって、胃や
腸が急に広がると咳や喘息がおきやす
くなります。
豆類やあんこは特に腸の内部で膨ら
むため要注意で、その他のカレー等
の食べすぎも警戒したほうがいいでし
ょう。
咳の外的な原因として、花粉や埃、話
題のPM2.5、空気の乾燥もあります。
咳自体は気管や肺に入った異物を出
そうとする働きなので極めて自然な働
きです。
これを無理に止めればいずれ、呼吸
器の大きな病気になります。
本来は気管の中の繊毛が働いて、自
然に埃や異物を出してくれます。
けれど乾燥していると繊毛がうまく働け
ず、咳で強制的に出すしか方法がなく
なります。
ですから水分の補給はとても大切です。
ただしカフェインのあるものは利尿作
用で水分が体外に出てしまうので役
にはたちません。
ジュースやビール、牛乳も有効ではあ
りません。
良質の水、味噌汁、ルイボス・麦茶等
のノンカフェインのものが有効で、一気
にがぶ飲みせず、ちびちび飲むと水
が身体に吸収され、とどまります。
咳は長引くと気管が炎症を起こし、咳
咳が続いて止まらなくなります。
気管の炎症には柑橘系が役にたちま
す。
また呼吸器が疲れ、胸が狭まってくる
と睡眠が浅くなり、寝ても疲れがとれな
くなります。
そのためにも汗を冷やさず、水分を補
給することはこの季節を無事に過ごす
のにとても大事です。
また迷走神経は眼とも関連があります。
そのため眼が疲れると呼吸器も疲れや
すくなり、睡眠も浅くなります。
パソコンやテレビ等の画面の疲れだけ
でなく、この季節は紫外線への警戒も
必要になります。
植物にとっても有害な紫外線は、新緑
の緑はよく反射しています。
この季節は、特に紫外線が強くなって
いるのと、まだ夏の体勢になりきって
いない私たちの身体は、強い光で眼
が疲れてしまいます。
現代生活ではどうしても画面を見る
機会が増え、目の負担もより大きくな
ります。
手のひらでやさしく眼をおおって静か
な時間を過ごすのもよいのですが、
もう少し積極的な方法として熱いタオ
ルを眼とこめかみにのせて20分ほど
横になって休むのは心地よく、有効な
手段です。
この時、熱いお湯を用意しておいて
何度かタオルをしぼって熱さを保ち
ます。
一人でやるより、他の人に手助けして
もらう方が効果が高いようです。
「冷え」も程度問題で、後でもう一度
汗をかけば治ってしまうものから、
風邪をひいて発熱して解消するもの、
下痢で発汗の変わりになって治るも
の、冷房等で長年の週間的な状態
になり、腎臓や内臓のトラブルやリュ
ーマチまでにいたるものまてで様々
な段階があります。
ベタベタした汗でなく、さらっと乾くよ
うな汗をかく状態を維持し、皮膚の
弾力を保っていることが健康を維持
し、個性を生かした生活をする基礎
になります。
外での遊びも楽しい季節ですが、そ
れと体調の維持も両立していく難しい
季節でもあります。

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