カテゴリー:俳句
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俳句 令和6年11月11日~11月17日
乱切りの武蔵野うどん大花野 秋深し笑うことなき羊の眼 下腹はブラックホールや秋の風 晴 … -
俳句 令和6年10月28日~11月3日
草田男忌3台回る扇風機 天才は普遍を愛でる茄子の紺 夏の少女のひそひそ話「カレーまた食べようね」 晴 「草田男忌」の句が、俳句四季十一… -
俳句 令和6年10月14日~10月20日
秋の底鈴振るやうに守宮啼く 花芒ローマに通はぬ道探す 本島は離島を腐す島檸檬 晴 … -
俳句 令和6年9月30日~10月6日
冷やかや青き果実は雨弾く 雲の秋方向音痴の哲学者 手のひらに艶を消したる葡萄の実 晴 … -
俳句 令和6年9月23日~9月29日
半夏生水の匂ひをかぎにけり 山椒魚シャツに残れる油染み 曲がり道に白き「あ!」の文字根無草 晴 「半夏生」の句が、俳句四季十月号で渡辺誠一郎先生に… -
俳句 令和6年9月2日~9月8日
墨香る端渓水にしずめたり ままごとのいつも「父さん」鳳仙花 踊太鼓遊ぶことには命懸け 晴 … -
俳句 令和6年8月19日~8月25日
はんざきや水の匂ひはかぐはしく 短夜や飛べぬ鴉に居着かれて 飽かず食ふ高菜漬のむすひ青嵐 晴 … -
俳句 令和6年8月5日~8月18日
日雷手に残りたる草の青 夏枯れやカレー恋ひたる少女かな 夏の夜は粥と梅干星を継ぐ 晴 小熊座の七月の東京の句会で「日雷」の句が、高野ムツオ先生に特選に選ばれました。ありがとう… -
俳句 令和6年7月22日~7月28日
むずむずと宙に湧き出づ柿若葉 筆箱の消せぬ消しゴム蝌蚪の紐 隠されし黙示誰がため花ひらく 晴 俳句四季8月号で、「むずむずと」の句が … -
俳句 令和6年7月8日~7月15日
はじめての歩みのやうに水木咲く 雨乞ひやここに住むなと百舌鳥が啼く 皿に盛られ烏賊の眼は闇の色 晴 「皿に盛られ」の句は当初「皿に盛り烏賊(いか)の眼(ま…