今週の俳句 令和3年の3月22日~3月28日

凍蝶や舌に残れる錆の味

焼け跡のポストの中の点検票

開戦日肩甲骨の軋む音

俳句四季四月号で川村智香子先生に「開戦日」の句が佳作に選ばれました。
肩甲骨は季節の変動とともに動きます。
私のようにゴリゴリと音がする人は稀かもしれません。
そんな居住まいの悪さを世界大戦の開戦日の感覚を想像しながら取り合わせました。
分かっていただける人は少ないと思っていたのでうれしく感じます。
ありがとうございました。

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