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- 俳句 晴暦38年の7月22~7月28日
雲の峰約束のなき約束よ
片陰の老女の縮む落ちし蝶
晴
片蔭は木の木蔭、片陰は建物の陰
句会に行く途中、おばあさんが道端の死んで落ちた蝶に屈んで手を伸ばしました
歩きながら私が見ていると、おばあさんは悪戯を見つかった子供のように、目が笑いました
多分、私の目も笑っていたでしょう
句会では少し格好をつけて「木下闇老女の縮む落ちし蝶」としました
あまり支持されず、「何故、屈むではないのか?」と言われました
ギュッと集中する感じが詠みたかったのです
結局正直に「片陰」にすることにしました