カテゴリー:しゃちょーのブログ
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涅槃の日宙にひそめる無関心
水涸れて生あたたかき鳥の首
二ン月の鬱は桃色偽古典派
晴…
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有機ということ
今年で創業43年になる晴屋ですが、
当初は「有機八百屋 晴屋」と名乗っ
ていました。
「有機」という言葉には深い意味合い
と、歴史と、それにまつわる生命観が
あります。
有機の反対は無機です…
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月光の浮力ありけむ遠雪崩
猫の恋ひとの世にある低調期
ワクチンとイベルメクチン孕み猫
晴
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死ぬための力を使ふ桃の花
初蝶は胸渇きをり岸離れ
誰がために黙約の花咲かむとす
晴
先週、足立区にある一茶ゆかりの寺、
炎天寺での句会に参加してきました。
尊敬する高野ムツオ先生に初めて
お…
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旬の音楽「ベイシー・ビッグ・バンド」
いつ聴いても楽しめるジャズを思い
浮かべる時、まず思い出すのが、
ボーカルのエラ・フィッジェラルドと
このカウント―・ベイシーです。
彼が率いるカウント・ベイシー・オー
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美味しいには理由がある
美味しいというのは不思議な感覚
です。
同じものを食べても、美味しい時も
そうでない時もあります。
いくら安全と言われ価格が高い物
でも美味しく感じるとは限りません。
けれど知性では…
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電脳の画面のゆらぎ鎌鼬
鋳像の深き半眼初時雨
頂に唄ふ木枯らし迎撃弾
晴
「鋳像の」の句が俳句四季4月号で、
渡辺誠一郎先生に佳作に選ばれました。
ありが…
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抜け道のフォルクスワーゲン(吾らの車)冬すみれ
深宇宙の八方塞がり大根抜く
師の声の低き「なるほど」鰤起し
晴
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初明かりメタセコイアはひとりぼっち
深宇宙の八方塞がり大根抜く
冬木の芽皮膚科の女医の伊達眼鏡
晴
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あるはずのミルククラウン成人の日
鋳像の弾く光や冬林檎
凩は枝を奏でり海恋ひて
晴
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