カテゴリー:しゃちょーのブログ
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ポインセチア色づく見舞へぬベッド
眼帯とマスクにのぞく左の眼
焼け残りのLPを聴く冬の星
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マスクと免疫力と水
コロナ禍は収束の気配を見せませ
んが、少しづつコロナとの付き合い
方も分かってきました。
乾燥した時期に蔓延しやすいので、
水に弱いのかと思っていたらそうで
はなく、生命の一種なので水なし…
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焼け跡やポストの中の検針票
隣家の火事でこちらにも延焼しました。
家具や電気製品も濡れてほぼ全部だめになりました。
私の数千枚のLPとCDも・・・。
その後ポストを見ると点検のお知らせが入っていました。
も…
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晴屋の40年
40年は、長いようでも、一瞬のよう
でもある不思議な時間です。
昨日晴屋を始めたばかりのような気
もしますし、よくも飽きずに続けてい
るものだなとも感じます。
こうしたわがままな感覚を持っていら…
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八ヶ岳抱きて余る秋桜
朗読の円らな瞳草の花
天の川稀に外れしバイオリン
晴
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野分晴老女のふれる落ちし蝶
長き坂長き半生女郎花
おふくろと声なく呼びし熟し柿
晴
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天の川稀に外れるヴァイオリン
橡の葉や破れ団扇に父の声
レコードのB面からの秋の宵
晴
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人の間の単衣の気兼ね盆休み
新涼や「水中書店」の古書の湖
花芒地の渦に棲む深宇宙
晴
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枝豆の抱く根の瘤豆の艶
秋茄子の尻の泥ふく農夫の手
つくつくし頬に刻みし畳の目
晴
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青笹の解くいましめ星合ひぬ
星月夜バッハのフーガのタペストリー
身に入むや微光発せしドビュッシー
晴…
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